~ 地域を結ぶ直売広場を目指して ~
タカヨシは、2000年に直売所ビジネスを開始して以来、近年の消費者の食に対する意識の高まりを背景に「生産者様」と「お客様」を結ぶ産地直売所「わくわく広場」を全国のショッピングセンター内を中心に120店舗以上展開し、急成長している企業です。
「わくわく広場」は、「地域を結ぶ直売広場」をコンセプトにしており、周辺生産者自身による店舗への持ち込みや宅急便、物流センター経由による店舗に商品を集める仕組みを構築し、販売業務はタカヨシが担うことで生産者は生産業務に専念することができるというオンリーワンのビジネスモデルを確立しました。また、店舗近隣の子ども食堂や非営利活動法人に生鮮食品を提供することや、生鮮食品の廃棄をせずに、地域で活用する仕組みを構築するなどSDGsの活動にも力を入れています。
~ スピーディーな経営判断と、生産者の売上向上へ貢献 ~
タカヨシでは、変化し続ける市場動向、消費動向、取扱商品の販売動向等をいち早く捉え、データ分析を行うことにより、今後の事業戦略に活かす「リアルタイム経営」を目指しており、このような急激に変化する経済環境に迅速に対応した経営意思決定には、必要な情報を適時・適切にマネジメントへ提供する仕組みを構築することが重要です。
上記課題を克服するため、全社、販売エリア、店舗、生産者様毎に、きめ細かい販売実績データを提供し、適確な現状分析にもとづく対策をタイムリーに立案し実施するために、販売管理業務のDXを推進しています。販売データの一元管理と様々な角度からデータを可視化、分析するツールとして豊富な製品の機能と実績を評価し、「LaKeel BI」を採用しました。
全生産者が情報システムを提供されているため、自身のPCやスマートフォンで自分の商品が「いつ・何が・いくつ売れているか」をリアルタイムで把握し、生産や出品判断へ繋げることができます。また、タカヨシからのお知らせや、支払情報を閲覧することもできます。「LaKeel BI」を通じて、生産者と共にDXを実現します。

~ 「LaKeel BI」に解決が求められた4つの課題 ~
●社内にある販売管理システムの大量データの集約と分析基盤が必要である
●本社、エリア、店舗及び生産者様へリアルタイムに正確なデータを提供するためにビジネスエコシステムの情報インフラを整備する必要がある
●増加する店舗の膨大なデータを分析するにあたり、経営管理部門の業務負荷軽減を図る
●各エンドユーザーが様々な切り口から即時にデータを検索、レポートを出力し、経営判断に活用できるようなユーザビリティの高いシステムを提供する必要がある