データ可視化の基本ステップ
データの可視化とは、数値などのデータをグラフやチャートなどで見やすく表現することです。
データを可視化するメリットは、単にレポートの見栄えをよくするためだけではありません。ビジュアルで表されたデータは、近年、インフォグラフィックスとも呼ばれ注目されており、数値を羅列しただけのデータよりも、新たな傾向の発見や仮説の構築を促し、意思決定を迅速にしてくれるといった特長があります。
ビジネスの分野では、売上データや顧客データ、人事データ、財務データといったさまざまなデータが存在します。手元にあるデータからさまざまな情報を引き出し、もっと業務に活用したいと考える方も多いでしょう。今回は、有益な情報を引き出す「データの可視化」の基本についてご紹介します。
一目で伝わるデータに可視化~3つのステップ~
ビジネスシーンで扱うデータは、多くの場合、Excel形式で保存されていたり、様々なシステムのデータベース上に格納されていたりします。データの可視化は、集計・グラフ化・ダッシュボード化というステップで効率的に行うことができます。
01まずは「集計」からスタートしよう
データ可視化のためのステップとして、まず初めに行うのは「集計」です。データを年齢別・製品別・期間別等、共通のカテゴリで集計することにより、データの持つ意味が見えやすくなります。
02集計したものをグラフ化する
集計された一覧表のみで情報が伝わる場合もありますが、それをグラフ形式で表示することにより、さらに情報が伝わりやすくなります。
・製品ごとの売上金額を棒グラフで表示する
・部署ごとの年齢構成比を円グラフで表示する
・月ごとの新規顧客獲得数の推移を折れ線グラフで表示する
など、それぞれのシーンに適した形式でグラフ化することにより、一目で情報を伝えることができます。
03グラフや集計表を並べてダッシュボード形式にする
それぞれのデータを見やすく加工できたら、それを一画面に集約した「ダッシュボード形式」にするとよいでしょう。必要なデータをまとめて一覧表示することにより、ファイルをいくつも開くことなく一画面でさまざまな情報を確認することができます。
ダッシュボードでデータを可視化!
このように、「集計⇒グラフ化⇒ダッシュボード化」のステップで、一目で“伝わる”データになります。これらのデータから読み取れる情報を経営戦略や営業戦略に役立てることで、企業の成長に大きく貢献することができるのです。
ダッシュボードの作成はExcelのグラフ作成機能でも手軽に行うことができます。まずは手元にあるデータを使って、簡単なダッシュボードを作成してみると良いでしょう。

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「ビッグデータ」や「IoT」などの言葉の普及とともに、
「データをビジネスに有効活用し、企業の成長を加速させよう」というメッセージが
多く出回っています。
企業の持つさまざまなデータを有効活用するためには、BIツールは大変役立つツールです。
しかし、BIツールを使いこなし、データを事業成長に活かすことができている企業は
決して多くないというのも、一方では事実です。
実は、BIツールを有効活用するための出発点は、導入時にあります。
「BIツールで何を実現しようとするのか不明確だった」
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