BIツール入門講座

経営ダッシュボードのメリットと作成ポイントとは?

日々、膨大なデータが生まれており、もはやそのデータなくしてはビジネスをスムーズに進行させることはむずかしい時代です。各企業は、いかにビッグデータを活用し、経営に役立てられるかが重要になっています。そこで助けになるのが、経営ダッシュボードの存在です。

今回は、経営ダッシュボードのメリットと、経営判断に役立つ作成のポイントを解説します。

経営判断を遅らせるビッグデータの課題

企業は経営にビッグデータを活用するのが一般的になってきていますが、同時に、多くの企業は次のような課題に直面しています。

社内に散在するデータが統合されていない

ビッグデータを経営に、真の意味で役立たせるためには、一部のデータだけでは到底難しくなります。社内にある全データを統合したものでなければなりません。

しかし、多くの企業では、社内のあらゆるデータを連携・統合することができていません。その原因として、売上データ・財務データ・人事データなどなど、それぞれのデータ同士の整合性が取れていない、低品質なデータの存在などが挙げられます。

「見える化」する仕組みがない

社内のあらゆるデータを統合し、それを「見える化」できる仕組みが整っていないのも課題の一つです。経営戦略を立案するには、常に最新情報を参照し、迅速な判断のできる「見える化」されたデータが必要になるのです。

迅速な経営判断を実現する経営ダッシュボードとは?

そうしたビッグデータの課題を解決するのが、経営ダッシュボードです。

ダッシュボードとは、様々な情報・データから、重要な情報を統合し、ピックアップして表示する画面のことです。

個々に作成したグラフや集計表などを、一画面にまとめて表示し、一つ一つのデータを参照しに行く手間が省ける上に、パッと見ただけで、グラフ同士を対比させることも容易になるため、より情報が伝わりやすくなります。

例えば、経営層向けに、商材ごとの売上金額と売上推移、顧客の情報などを伝えるために作られたダッシュボードは、経営ダッシュボートと呼びます。

経営ダッシュボードは、スピードと正確さが求められる経営判断に大きく役立ちます。

経営ダッシュボードの目的とメリット

経営ダッシュボードの目的とメリットを見ていきましょう。

目的

経営層がリアルタイムで必要な経営戦略を立て、実行できるための判断に使用することが目的です。社内に散在するあらゆるデータを統合し、「見える化」されている、“会社の今”を端的に表すボードといえます。

メリット

「見える化」されているので瞬時に状況が把握できる
データであれば、統合された数値データをエクセルの表で見るのと変わらないと思われがちですが、同じ数値でも、グラフを用いて一覧で統合表示するのとでは大きく変わります。また、数値同士の比較も、グラフを用いれば一目瞭然で、気づかなかった情報にも気づける可能性もあります。迅速な判断を求められる経営層にとって「見える化」されていることは、大きなメリットです。

リアルタイムに更新される最新情報を把握できる
経営ダッシュボードは、常にリアルタイムに更新されるため、最新情報に基づく経営判断が可能になります。

KPIの追跡が容易
経営目標においては、KPIを設定することは一般的となっていますが、そのKPIを追跡することも欠かせません。経営ダッシュボード上でもKPIが常に追えるようになっていれば、経営目標の達成にも貢献します。

優れた経営ダッシュボード作成のポイント

経営ダッシュボードは、経営判断を左右する会社にとって非常に重要な存在といえます。その経営ダッシュボードは、どのように作成するかによって、企業の命運が決まってくるといっても過言ではありません。

そこで、正確かつ優れた経営判断を促す経営ダッシュボード作成のポイントを見ていきましょう。

必要な情報が網羅されているか

ビッグデータの課題の段落でも言及しましたが、社内データが抜け漏れなくすべて統括され、さらに正確性、リアルタイム性を備えた上で、必要な情報が網羅されているか、ということは経営ダッシュボードの第一の必要条件といえます。

経営目標に直結した指標に基づいているか

経営目標、KPIなどの指標に基づいているかどうかも重要になります。経営戦略に直結する内容でなければなりません。

最新情報が自動集計されるか

経営ダッシュボードは、常に最新情報でなければ意味を成しません。そのリアルタイム性はどのように保たれるのかは重要です。自動集計されるBIツールを用いるなどの仕組みが必要になります。

異常値がハイライト・色を変えるなどされているか

異常値や指標から大きく外れたものなどは、パッと見てわかるようにハイライト、アラートの色変えなどがされているかどうかも大切なポイントです。

適切なグラフの使用がされているか

棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、散布図、レーダーチャートなど、一口にグラフといっても多種多様です。適切なグラフが使用されているかどうか、一つ一つ見直す必要があります。

ビジュアルが見やすいか

見にくいデザイン、色などはそもそも経営ダッシュボードのメリットを享受できません。ビジュアル的に、デザインや色などが、単純に見やすいかどうかも重要なポイントです。

まとめ

経営ダッシュボードは、このビッグデータ時代において、経営に直結する、非常に重要なツールといえます。BIツールには、優れた経営ダッシュボードを作成する機能が備わっており、多くの企業はすでに活用しています。経営ダッシュボードの作成をお考えの方は、ぜひこれらのポイントを押さえて、優れた経営判断にお役立てください。

【関連する入門講座】
BIツール導入に失敗しないためにチェックしておくべきポイントとは

「ビッグデータ」や「IoT」などの言葉の普及とともに、
「データをビジネスに有効活用し、企業の成長を加速させよう」というメッセージが
多く出回っています。
企業の持つさまざまなデータを有効活用するためには、BIツールは大変役立つツールです。
しかし、BIツールを使いこなし、データを事業成長に活かすことができている企業は
決して多くないというのも、一方では事実です。

実は、BIツールを有効活用するための出発点は、導入時にあります。

「BIツールで何を実現しようとするのか不明確だった」
「ツール選定時に、機能チェックの見落としがあった」
「導入に気を取られ、運用についてまで確認しきれなかった」

導入時に行うべき検討を十分に行わなず、導入後に「こんなはずじゃなかった・・・」と
後悔しても、後の祭りです。

本資料では、BIツールを導入する際に検討しておくべき13のチェックポイントをご紹介します。
ぜひ、貴社のBIツール選定にご活用ください。

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